資産一億円への道 diary

資産一億円達成のための道しるべ

株・経済統計

企業物価指数統計と株式投資

9月13日に企業物価指数 企業物価指数の原データは https://www.boj.or.jp/statistics/pi/cgpi_release/cgpi2308.pdf 例によってお役所の統計データは分かりにくく、煙に巻いたような表現が多いが筆者なりの分析をしてみる。 企業物価指数統計とは企業間で取…

本日の下げについて ~経済統計との関連で~

(2023/9/8記)今日の東京市場は良いところなし。SQ通過に伴う損切り、利確のポジション整理が行われた結果が少し影響した可能性がある。 下げの原因について市場専門家からは、 SQ通過以外にも米アップル製品の中国での使用制限などを背景に、米中の対立が…

企業業績は悪化する? 企業物価指数を見て

本日11月11日、日銀から10月の企業物価指数統計が公表されました。それによると前年比8.0%上昇の40年ぶり高い伸びなのだそうです。 www.bloomberg.co.jp 石油・石炭製品の上昇は対前年同月比で44.5%上昇と前月の32.4%から伸び率を一段と高めてます。安易…

中国経済の変調

本日(10月18日)中国の経済指標が発表された。 実質GDPは事前予想5.0%に対して結果は4.9% その他事前予想との比較では小売売上高が事前予想を上回り、 鉱工業生産では事前予想を下回った結果が公表された。 中国経済指標 2021/10/18 小売売上高は物価…

日本でも富める者と貧しい者の格差が広がっているというが

衆議院議員総選挙が近くなり、各党が選挙公約を掲げている。 ★格差は広がっているのか? 選挙の争点の一つ 野党は「日本でも富める者と貧しい者の格差が広がっている。対策が必要だ」というがどうだろうか。「富める者と貧しい者の格差の度合い」はジニ係数と…

日銀短観 2021年7月(2)

日銀短観のより詳細なデータは2日目に公表されるが、その中から気になったところを取り上げる。 ★企業の物価見通し 販売価格に強気なのは、、、 日銀短観資料より 上記は短観資料より1年後の販売価格予想で、平均1%以上値上がり予想の業種を抜き出したもの。…

日銀短観 2021年7月

2021年7月の日銀短観を見て感じた事を以下、記していきます。 メディアでは大企業製造業は4期連続改善で明るさが見え、非製造業では改善が見られるものの低水準という報道が殆どで、分析としては底が浅い ★製造業は全般に改善傾向が鮮明。対して非製造業で大…

賃金水準から見た投資チャンスの有無(2)

賃金水準から見た投資のチャンスの有無(2) 前回からの続きだが、再度「生涯給料トップ500社」を載せておく。 前回のブログはこちら。 ichiokufp.hatenablog.com この「生涯給料トップ500社」のなかからトップ30社をざっと見て思うのは、M&A関連企業、不…

賃金水準から見た投資のチャンスの有無

賃金水準から見た投資のチャンスの有無 ★時給でみるとニュー・ヨークは東京の1.5倍 米国ニューヨーク市内で従業員数が11名以上の企業の最低時給は15ドル。 東京では職種にもよるが一般的なコンビニ、食堂では千円前後というところだろう。 日本の賃金は異様…

GDPデータからみえるもの

★GDPデータから見えるもの内閣府が18日発表した2021年1~3月期の国内総生産(GDP)速報値は、実質値で前期比1.3%減、年率換算では5.1%減だった。 緊急事態宣言の再発令による外出自粛で個人消費が大きく減少した。 生活実感に近い名目GDPは前期比1.6%減、年…

不況下のインフレが近づきつつある?

★不況下のインフレが近づきつつある? 日銀から5月17日に企業物価指数の統計が発表された。消費者物価指数とともにインフレ率の判断に用いるが企業物価指数の方が公表が早いため、その速報性が高く重視されている。 原資料はこちらhttps://www.boj.or.jp/stat…

海外に目を向けるべき

海外に目を向けるべき ★国内投資家も日本を見限ったか? 決算シーズン真っ只中だが、好決算を発表しても、それを契機に売られる銘柄が多く、日本株は全体としては冴えない展開。 国内投資家は新型コロナからの出口が明らかに見えてきた米国、欧州株に資金を振…

2020年5月29日公表の鉱工業生産統計について

さる5月29日に公表された鉱工業生産統計を少し分析してみた。 ★鉱工業生産統計とは鉱工業製品(496品目)を生産する国内の事業所における生産の状況等(数量・重量・金額等)を経済産業省が調査し、「鉱工業生産指数」として毎月公表するもの。 国内事業所…

2020年5月の日銀短観について

さる5月1日に日銀短観が公表されたが、日銀のホームページ上でグラフが作成できるので、それをもとに日本の経済状況を少し考察してみた。 ★日銀短観とは日銀短観とは四半期に一度発表される経済統計。我が国の景気の現状や先行きを把握する上で代表的な統…