資産一億円への道 diary

資産一億円達成のための道しるべ

企業物価指数統計と株式投資

9月13日に企業物価指数

企業物価指数の原データは

https://www.boj.or.jp/statistics/pi/cgpi_release/cgpi2308.pdf

例によってお役所の統計データは分かりにくく、煙に巻いたような表現が多いが筆者なりの分析をしてみる。

企業物価指数統計とは企業間で取引されるモノやサービスの価格変動を測定する統計。

筆者が業種別データをざっとみた所、対前年比で5%以上の上昇率を記録している業種は

飲食料品 5.9% (数値は対前年比。以下同じ)

繊維製品 5.5%

パルプ・紙・同製品 14.2%

石油・石炭製品 7.5%

窯業・土石製品 15.5%

非鉄金属 6.7%

金属製品 8.0%

 

★順調に価格転嫁が進んでいるなら業績にはプラス?

お役所の統計と東証33業種の業種分類方法は異なるが、上記業種に対応すると思われる東証33業種の構成銘柄を貼り付けておく。

原材料、光熱費、人件費等の上昇分を順調に価格転嫁出来ているなら業績にはプラスの筈だが、一部企業からは『全て価格転嫁できているわけではない』との声も聞かれるので、上記上昇率が高い、即ち株価上昇も期待できる、という訳ではないことにも注意。

 

飲食料品⇒東証食料品指数

kabutan.jp

 

繊維製品⇒東証繊維製品指数

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パルプ・紙・同製品⇒東証パルプ・紙指数

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石油・石炭製品⇒東証石油・石炭指数

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窯業・土石製品⇒東証ガラス・土石指数

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非鉄金属東証非鉄金属指数

kabutan.jp

 

金属製品⇒東証金属製品指数

kabutan.jp

 

これらの各業種指数の構成銘柄の中に「おっ!」という銘柄が隠れている可能性がある。

明日発売の会社四季報の巻頭特集「業種別業績展望」と比較してみるとさらにピントの当った分析ができるかもしれない。