(2023/9/9記)
昨日付のブログを少しアップデートしておく。
昨日のブログはこちら
GDP統計値だが、
- 実質GDPの各数値
- GDP全体の速報値 1.5%(年率換算値 6.0%) ⇒ 改定値 1.2%(年率換算値 4.8%)
- 設備投資 速報値 0.0% ⇒ 改定値 マイナス1.0%
- 在庫投資 速報値 マイナス0.2% ⇒ 改定値 変わらず
- 政府支出 速報値 0.1% ⇒ 改定値0.0%
- 輸出 速報値 3.2% ⇒ 改定値 3.1%
- 輸入 速報値 マイナス4.3% ⇒ マイナス4.4%
これを見ると、赤字の設備投資、政府支出、輸出、輸入が改定値では数値が下方修正されている。
輸入の下方修正というのは、速報値の時よりも輸入が減った、ということで貿易収支にはプラスなので青字にしている
この数値を眺めていると、日本経済が世界の好景気、不景気に振り回される構造は変わっておらず、内需が弱い状況は変わっていない、という状況が改めて確認された。
この状況を脱するためにはさらなる賃上げが必要。そのためには企業の収益力の強化が必要。赤字ビジネスからの撤退、もっと儲かりそうなビジネス分野の開拓、進出が欠かせない。
株式投資の候補銘柄においては、営業利益率(営業利益/売上高)が10%以上、ROEも10%以上の銘柄に個人的には注目している(優待狙いの投資では、この限りではありません)