コカコーラ<KO>が2022年4月25日に発表した22年第1四半期決算(米国会計基準)は、売上高104億9100万ドル(前年同期比16.3%増)、純利益27億8100万ドル(同23.9%増)、1株当たり利益は0.64ドルだった。
【22年第1四半期実績】
売上高 104億9100万ドル(16.3%増)
営業利益 34億0500万ドル(25.1%増)
当期純利益 27億8100万ドル(23.9%増)
1株当たり当期純利益 0.64ドル
同社の主な指標は(日本時間2022年4月28日現在)
PER 29.3倍 PBR11.5倍 配当利回り2.25%
2021年12月期の収益性は
ROE 39.44% 営業利益率 26.67%
ROA 10.39% 総資産回転率 0.43
日本企業で類似しているビジネスを営む銘柄との比較をしてみる
例えば サントリーBF(2587)。 同社の1Q決算は5月12日発表予定なので直近決算の公表済みデータの主な指標だけ比較する。
PER 21.2倍 PBR1.81倍 配当利回り1.54%
2021年12月期の収益性は
ROE 8.36% 営業利益率 9.17%
ROA 4.22% 総資産回転率 0.82
コカコーラの方が圧倒的に効率の良い経営をしていることが分かる。
参考までに伊藤園(2593)も一覧で比較しておく。
なお、キリンやアサヒはアルコール飲料も含むので、ここでは比較対象とはしない。
ticker 東証コード | KO | 2587 | 2593 |
コカコーラ | サントリー | 伊藤園 | |
PER | 29.1 | 21.2 | 22.2 |
PBR | 11.40 | 1.81 | 2.81 |
配当利回り | 2.6 | 1.5 | 2.5 |
営業利益率 | 26.67 | 9.17 | 10.17 |
ROE | 39.4 | 8.4 | 9.4 |
ROA | 10.39 | 4.22 | 5.22 |
総資産回転率 | 0.4 | 0.8 | 1.8 |