★長寿社会に必要とされる手術支援ロボット
我が国は世界に例を見ないくらいの長寿社会。歳を取ると体のあちこちに経年劣化でガタが来ることが多い。結果、手術を受ける、というのは人生の後半に多くなる。
そこで手術をする際により、体に負担のかからない方法が求められるのだがたまたま5月11日の日経モーニングプラスで手術支援ロボットの話題が出ていた。それによると世界の手術支援ロボット市場は2025年には約1兆1500億円となり、2020年からは約2倍、つまり年率約15％で伸びていくのだそうだ。
スクリーンショットの中で手術支援ロボットの中心はシスメックス（6869）となるが、同社は5月12日に決算発表をした。それによると21年3月期の連結税引き前利益は前の期比2.8％減の480億円になったが、22年3月期は前期比18.7％増の570億円に拡大する見通し。5期連続で売上高が伸びる見通しとなる。
チャート的には週足で三尊天井を形成しそうな感じだが、過去の予想PER水準から見ると割安圏となってきた。
5月12日引け後の決算発表では、
21年3月期の連結税引き前利益は前の期比2.8％減の480億円になったが、22年3月期は前期比18.7％増の570億円に拡大する見通しとなった。5期連続増収になる。同時に、今期の年間配当は前期比2円増の74円に増配する方針とした。
月足チャートでは長期トレンドで大幅上昇後の一服感があり、直ぐに手は出しにくいが、マークしておく価値はありそう。
主要投資指標は良好。
