資産一億円への道 diary

資産一億円達成のための道しるべ

コロナ禍でのロングライフの食材

★コロナ禍でのロングライフの食材


5月10日夜のWBSを視ていたらロングライフのお惣菜、おかずの取材を放映していた。
興味深かったので、備忘録を兼ねて以下、あらましを。

 

2296 伊藤米久HDではクイックディナー・シリーズと銘打ってい常温で3ヶ月から半年保存可能な調理済みのお肉を開発。これがヒットしているらしい。確かにお肉を常温で長期間保存できるなら万が一の保存食としても便利だ。

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伊藤ハムのクイックディナー・シリーズ

周知の通り日本企業の発展には海外の成長が大事なので同社のセグメント情報を見てみた。

同社の2019年3月期のセグメント情報を見ると売上は国内が88.3%、次いでアジア4.8%、オセアニア2.7%、北米2.4%、欧州1.6%となっている。
直近の2020年3月期(会計期末2021年3月末)では売上は国内が89.7%、次いでアジア3.3%、オセアニア2.6%、北米2.7%、欧州1.3%となり、北米での売上が伸びている。

金額ベースでは対前年比で
日本は38億円の伸び。北米は27億円の伸び。
アジアは127億円の減。オセアニアは9億円の減。欧州は28億円の減。
売上高の伸び率では国内では0.5%、北米では約14%の伸びとなっており、今後の北米戦略が注目される。

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伊藤米久HLDG決算補足資料より

同社の主要投資指標は

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伊藤米久HLDG主要投資指標 2021/5/11現在




同社の決算補足資料は
https://www.itoham-yonekyu-holdings.com/LinkClick.aspx?fileticket=bp46QpGqaP8%3d&tabid=107&mid=705

 

 

2809 キューピーでは冷温フレッシュ製法という特殊な製法で賞味期限20日のサラダを開発。同社は最近、原料価格の高騰を理由に製品価格の値上げを表明したが、それなりに自社製品の売上見通しには強気なのだと思われる。

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キューピー 冷圧フレッシュ製法

同社の決算説明資料では「海外売上高進捗率」を年間10%と位置づけ、特に北米でのブランド浸透に力を入れる、としている。

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キューピー 中期経営計画より

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キューピー 中期経営計画よりキューピー(2)

 

投資指標的にはROEが実績で4.8%と物足りないが、2024年度を目処に8%を達成するとしている。

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キューピー 主要指標 2021/5/11 現在

同社の中期経営計画資料はこちら
https://www.kewpie.com/ir/pdf/presentation/2021/ir_FY2021-2024_chukikeieikeikakusetsumei.pdf