2021年4月1日の主要ニュースから
★バイデンの成長戦略第一弾
バイデン大統領の米国経済成長戦略第一弾が発表された。
総額2超ドル超というから円換算で220兆円。繰り出す額は日本とは桁違いに大きい。
この中には2030年までにEV充電設備を全米で50万箇所新設
大容量通信網などの通信インフラ、デジタルインフラの整備と、脱炭素化推進にそれぞれ1千億ドルを支出する計画。
これらの成長戦略は「日本の半導体産業も恩恵を受けるのでは?」との見方が広がり本日(4月1日)は、半導体関連の銘柄が上昇した。半導体は需給逼迫状態にあり、半導体不足が自動車の生産に影響を与えるなど、問題解決に向けた迅速な対応が必須となっている。
下は株探で「半導体製造装置」をテーマに内包する銘柄のうち、時価総額300~1000億円銘柄の前日比上昇率の高い順に並べたもの
ところで、これはインフラ整備の成長戦略で、4月には教育・社会保障分野に焦点を当てた第2弾を打ち出し、投資額は計4兆ドルに達する見通し。議会の承認を得るにはやや時間がかかりそうだが、アグレッシブな政策。やはり危機のときは思い切った対応策を示すのが大事。日本も見習うべき。