2021年3月23日の主要ニュースから
★海運株が堅調な背景として今朝の日経モーニングプラスで各国が新型コロナワクチン接種済みの船員のみ上陸許可され、そのような船員が非常に少なく結果として物流が滞っている、というレポートが紹介されていました。
原文はこちら
https://www.ft.com/content/72feaabd-5f94-40ad-9073-0178db969b23
バルチック海運指数も堅調なチャートを描いている。先週末は２０１９年９月以来１年半ぶりの高い水準となりました。
(バルチック海運指数とはロンドンにある「バルチック海運
取引所（Baltic Exchange）」が算出・公表している外航不定期船（外航ばら積み船）の運賃の総合指数で国際的な海上運賃の指標。株式市場でも不定期船を主力とする海運会社との株価連動性が高いうえ、世界経済や商品価格の先行指標ともされている)
東証33業種の中の海運株指数も堅調。新型コロナ収束期待からの景気回復期待とワクチン接種済船員の確保がままならないところから、船運賃はまだまだ上がるのでは、という見方も出てきているようです。
★シーメンス、水素鉄道参入
ドイツのシーメンスが温暖化ガス排出ゼロの要として水素を燃料とする鉄道車両の開発に乗り出しました。
日本では既に2019年6月にJR東日本が日立、トヨタと共同で水素をエネルギー源としたハイブリッド車両（燃料電池）試験車両の開発に乗り出すとの報道がありました。この辺りも注目です。
https://www.jreast.co.jp/press/2020/20201006_4_ho.pdf
