これは、筆者のメルマガ「資産1億円への道(Vol.265)」の補足です
【The future of Employment: How Suscepitable are Jobs to Computerisation? September 17, 2013】をもとにAIに取って代わられると予想される職業とAIには代替できそうにない職業を簡単に考察してみたい。
★10~20年後に無くなる可能性の高い職業トップ25
- 電話販売員(テレマーケター)
- 不動産登記の審査、調査
- 手縫いの仕立て屋
- コンピュータを使ったデータの収集、加工、分析
- 保険業者
- 時計修理工
- 貨物取扱人
- 税務申告代行者
- フィルム写真の現像技術者
- 銀行の新規口座開設担当者
- 図書館司書の補助員
- データ入力作業員
- 時計の組み立て、調整工
- 保険金請求、保険契約代行者
- 証券会社の一般事務員
- 受注係
- 銀行の融資担当者
- 自動車保険鑑定人
- スポーツの審判員
- 銀行の窓口係
- 金属、木材、ゴムのエッチング、彫刻技術者
- 包装機、充填機のオペレーター
- 調達係(購入アシスタント)
- 荷物の発送、受け取り係
- 金属、プラスチック加工用フライス盤、平削り機のオペレーター
全般的にホワイトカラーの仕事や業務がマニュアル化しやすい仕事が多いようです。
次にAIに出来そうもないと専門家が予想している職業を見てみる。気をつけなければらならないのは、これらの仕事に自分に向いている、自分にできそうだ、という事のみならず、これらの仕事を社会が必要としていて、かつ、AIで失業した人々を全て吸収できるくらいの需要が社会にあるか、ということです。
★10~20年後まで残る可能性の高い職業トップ25
- レクリエーション療法士
- 整備、設置、修理の第一線監督者
- 危機管理責任者
- メンタルヘルス、薬物関連ソーシャルワーカー
- 聴覚訓練士
- 作業療法士
- 歯科矯正士、義歯技工士
- 医療ソーシャルワーカー
- 口腔外科医
- 消防、防災の第一線監督者
- 栄養士
- 宿泊施設の支配人
- 振付師
- セールスエンジニア
- 内科医、外科医
- 教育コーディネーター
- 心理学者
- 警察、刑事の第一線監督者
- 歯科医
- 小学校教師
- 疫学者を除く医学者
- 小学校、中学校の教育管理者
- 足病医
- 臨床心理士、カウンセラー、スクールカウンセラー
- メンタルヘルスカウンセラー
これら、AIに出来そうもない仕事は、コミュニケーション能力や理解力、共感力を求められる仕事、人と関わる仕事等、総じて高度な心理学や人の喜怒哀楽を受け止める仕事が多いようです。一言でいうと「相手に応じて臨機応変に対応するなど、柔軟な判断力を必要とする職業」とでもなりましょうか。
相手に応じて対応を変えるなんて、AIが最も不得手としそうな領域です。