資産一億円への道 diary

資産一億円達成のための道しるべ

2019/5/1

 

テーマ 株・雑感

 

敵対的買収、再び高水準、昨年19年ぶり件数、経営に緊張感、先行きは不透明」という記事が4/29の日経新聞に載っていました。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44338230Y9A420C1EA2000/

 

その中で「活発になっているのが敵対的買収として表面化する前段階ともいえるアクティビスト(物言う株主)の動きだ。(中略)

 日本では15年から適用が始まった企業統治指針が18年に改定された。(中略)物言う株主の活動しやすい環境となり、結果的に敵対的案件も含めたアジアのM&Aの活況につながっている。」とあります。

 

アクティビストが着目する銘柄の特徴は

  1. 株価純資産倍率(PBR)が低い、
  2. 資本利益率が資本コストを下回る
  3. 不採算部門を抱えている
  4. 企業の強みを生かした成長戦略を経営陣が投資家にアピールできていない
  5. 企業が巨額の手元資金を保有している
  6. 既存の取締役の大半が長期間在任している
  7. 社外取締役が他にも2社以上の社外取締役を兼任している

等です。

 

最近では物言う株主の力を借りて企業改革を行う、という動きも出てきました。

 

川崎汽船が「物言う株主」を経営陣に招聘

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44263230W9A420C1916M00/

 

オリンパスが「物言う株主」を経営陣に招聘

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39957730S9A110C1EA1000/?n_cid=SPTMG053

 

一般的に「物言う株主」が動き出した、という報道が流れると、その銘柄の株価は上昇していきます。

 

代表的な物言う株主の動向は大量保有報告書から検索しますが、簡便法として株探を使うのが効率的です。

https://kabutan.jp/holder/ → 【大量保有報告書】編 → 一般企業・その他

 

川崎汽船などの株価は連休明けからどう動いていくのか、注目しています。