資産一億円への道 diary

資産一億円達成のための道しるべ

ドルコスト平均法 株価が底練りから反転上昇してきたときの例(ノリタケ 5331)

f:id:ichiokuFP:20170408215645j:plain

こちらは、2017.11.13発行の 

「資産1億円への道(Vol.95)  最強の投資法: コストゼロの株を持て(2)」
の補足になります。

http://www.mag2.com/m/0001674284.html

 

ノリタケ(5331)  

過去2年間の月足チャート(5、25、75ヶ月移動平均線)

2015年12月から2017年11月まで

f:id:ichiokuFP:20171112182212p:plain

 

 ノリタケの株を毎月第一営業日の始値で買い付けた例(予算3万円)

底練りを続けていた2015年12月(チャートの一番左端)から積立を始めた場合

 累計投下額:  今まで取得した株の累計コスト

時価総額: (その月の株価) × 累計株数  

累計投下額 < 時価総額となればコストゼロの株が作れる

 

購入月 経過月数 株価 購入株数 累計株数 累計投下額 時価総額 売却 コストゼロの株数
2015年12月 0 2,880 10 10 28,800 28,800    
2016年1月 1 2,740 10 20 56,200 54,800    
2016年2月 2 2,610 11 31 84,910 80,910    
2016年3月 3 2,410 12 43 113,830 103,630    
2016年4月 4 2,550 11 54 141,880 137,700    
2016年5月 5 2,380 12 66 170,440 157,080    
2016年6月 6 2,650 11 77 199,590 204,050 76 1
2016年7月 7 2,340 12 89 227,670 208,260    
2016年8月 8 2,370 12 101 256,110 239,370    
2016年9月 9 2,320 12 113 283,950 262,160    
2016年10月 10 2,361 12 125 312,282 295,125    
2016年11月 11 2,385 12 137 340,902 326,745    
2016年12月 12 2,589 11 148 369,381 383,172 143 5
2017年1月 13 2,857 10 158 397,951 451,406 140 18
2017年2月 14 2,858 10 168 426,531 480,144 150 18
2017年3月 15 2,957 10 178 456,101 526,346 155 23
2017年4月 16 2,930 10 188 485,401 550,840 166 22
2017年5月 17 2,979 10 198 515,191 589,842 173 25
2017年6月 18 3,400 8 206 542,391 700,400 160 46
2017年7月 19 3,840 7 213 569,271 817,920 149 64
2017年8月 20 4,250 7 220 599,021 935,000 141 79
2017年9月 21 4,940 6 226 628,661 1,116,440 128 98
2017年10月 22 5,460 5 231 655,961 1,261,260 121 110
2017年11月 23 5,390 5 236 682,911 1,272,040 127 109

 底練りを続けていた2015年12月から積立を始めた場合では、始めて6ヶ月目に1株のコストゼロの株が出来ている。

ただ、その後5ヶ月に渡りコスト割れの状況が続き、コストゼロの株は出来ていない。単位株以上になったのは、22ヶ月後。ここで110株のコストゼロの株が出来ている。

 

一方、株価の反転上昇を確認した2017年1月からの積立を始めた(同じく予算3万円以内)場合(下図の黒の右向矢印以降)は、

f:id:ichiokuFP:20171112204118p:plain

 積立を始めて4ヶ月目には僅か1株ではあるものの、コストゼロの株が作れており、それ以降、継続して積立を続けていれば、毎月コストゼロの株が出来ている。

 

 

 

購入月 経過月数 株価 購入株数 実質コスト 累計株数 累計投下額 時価総額   売却 コストゼロの株数
2017年1月 0 2,857 10   10     マダ    
2017年2月 1 2,858 10   20     ココ 20 0
2017年3月 2 2,957 10   30     ココ 30 0
2017年4月 3 2,930 10   40     ココ 40 0
2017年5月 4 2,979 10   50     ココ 49 1
2017年6月 5 3,400 8   58     ココ 51 7
2017年7月 6 3,840 7   65     ココ 53 12
2017年8月 7 4,250 7   72     ココ 55 17
2017年9月 8 4,940 6   78     ココ 53 25
2017年10月 9 5,460 5   83     ココ 53 30
2017年11月 10 5,390 5   88     ココ 59 29

 

 やはり、株価が上昇トレンドにあるのを確認してからの方が効率が良いようだ。

10年月足チャートを見て底値を確認する

今週のお題「芸術の秋」

f:id:ichiokuFP:20170408215645j:plain

こちらは、2017.11.13発行の 

「資産1億円への道(Vol.95)  最強の投資法: コストゼロの株を持て」
の補足になります。

http://www.mag2.com/m/0001674284.html

 

底値の確認で、筆者が重視しているポイントは、10年月足チャート上で、5ヶ月、25ヶ月、75ヶ月移動平均線を出し、

株価の上昇とともに、5ヶ月移動平均線が下向きから上向きに転じ、

 

25ヶ月、75ヶ月移動平均線が下向きからほぼ横向きになり、

 

25ヶ月移動平均線が75ヶ月移動平均線を下から上に突き抜けた後、

 

出来高を伴い株価が陽線を付けて25ヶ月移動平均を抜けたところ

 

です。

 

下図はノリタケ(5331)の10年の月足チャートで、移動平均線は5、25、75ヶ月線です。

 

矢印の下で、株価が25ヶ月、75ヶ月移動平均線を下から上に出来高を伴い突き抜けたのが確認できます。そこが底値ではないか、と仮定してそれをサポートする会社側からの発表などニュースを確認していきます。

 

下のチャートでは、その他にも2箇所、株価が75ヶ月移動平均線を突き抜けた所がありますが、1つは75ヶ月移動平均線がまだ下向き、もう1つは5ヶ月移動平均線が下向きなので、勢いとしては弱く底値とはいえない、というのが筆者の判断です。

 

f:id:ichiokuFP:20171112213336p:plain

 

 

 

ドルコスト平均法を使いコストゼロの株を得る例(1)   セブン&アイ・ホールディングス(3382)

 

f:id:ichiokuFP:20170408215500j:plain

 こちらは、2017.10.26発行の 

「資産1億円への道(Vol.92)  最強の投資法: コストゼロの株を持て」
の補足になります。

http://www.mag2.com/m/0001674284.html

 

ドルコスト平均法を使いコストゼロの株を得る例(1)
セブン&アイ・ホールディングス(3382)

2011年10月を起点として毎月、月初の朝イチで3万円ずつ同社の株式を購入した場合。

購入を始めて約2年と少しで、コストゼロの株が108株出来ました(税金、手数料は考慮していません)

 

 

購入月 経過月数 株価 購入株数 コストゼロの株数 取得単価
2011年10月 1 2,141 14    
2011年11月 2 2,087 14    
2012年3月 6 2,245 13 3 2,152
2012年4月 7 2,446 12 9 2,190
2012年5月 8 2,413 12 8 2,216
2013年5月 20 3,770 7 84 2,423
2013年6月 21 3,510 8 73 2,459
2014年1月 28 4,200 7 108 2,682

ドルコスト平均法を使いコストゼロの株を得る例(2) 伊藤忠商事(8001)

f:id:ichiokuFP:20170408215645j:plain

 こちらは、2017.10.26発行の
 「資産1億円への道(Vol.92)  最強の投資法: コストゼロの株を持て」
の補足になります。

http://www.mag2.com/m/0001674284.html

 

ドルコスト平均法を使いコストゼロの株を得る例(2)
伊藤忠商事(8001)

2011年10月を起点として毎月、月初の朝イチで3万円ずつ同社の株式を購入した場合。

購入を始めて約1年半くらいで、コストゼロの株が115株出来た(税金、手数料は考慮していません)

購入し始めた翌月には早くもコストゼロの株が出来ています。もっとも、たった3株では面白くありません。なので、もう少し我慢して投資を続けます。

 

17ヶ月後には115株のコストゼロの株誕生。もう少し引っ張って、21ヶ月後だと220株のコストゼロの株が誕生です。

 

しかし翌月は株価の下落を受けて、コストゼロの株は、167株となってしまいました。

どのタイミングでコストゼロ株を作るか、は結構難しい問題です。

 

一旦、コストゼロの株が出来てしまえば、後は配当でさらに同じ銘柄を買い足していくか、別の銘柄、商品にお金を回すか、というのが良いと思います。

 

購入月 経過月数 株価 購入株数 コストゼロの株数 取得単価
2011年10月 1 715 41    
2011年11月 2 780 38 3 746
2011年12月 3 791 37 4 760
・・・
2013年1月 16 946 31 71 827
2013年2月 17 1038 28 115 837
・・・
2013年6月 21 1294 23 220 885
2013年7月 22 1164 25 167 894
・・・
2013年12月 27 1300 23 235 937
・・・
2015年5月 44 1460 20 348 1,047
2015年6月 45 1655.5 18 453 1,056
・・・
2016年9月 60 1226 24 134 1,120
・・・
2017年3月 66 1635.5 18 506 1,145
・・・
2017年10月 73 1840 16 648 1,181

ドルコスト平均法を使いコストゼロの株を得る例(3)   リクルート(6098)

f:id:ichiokuFP:20170408215645j:plain

 ドルコスト平均法を使いコストゼロの株を得る例(3)
リクルート(6098)

 

 こちらは、2017.10.26発行の 

「資産1億円への道(Vol.92)  最強の投資法: コストゼロの株を持て」
の補足になります。

http://www.mag2.com/m/0001674284.html

 

リクルート社は上場が2014年10月。そこから毎月3万円を投資する、というシミュレーションになります。

この場合、133株のコストゼロの株が出来るまで、2年少しかかっていますが、その後の展開は早く、9ヶ月後の2017年10月には、345株のコストゼロの株が誕生した計算になります(税金、手数料は考慮していません)

 

 

購入月 経過月数 株価 購入株数 コストゼロの株数 取得単価
2014年10月 1 1057 28    
2014年11月 2 1267 23 4 1151
2014年12月 3 1308 22 6 1198
・・・
2015年11月 14 1280 23 13 1230
・・・
2016年10月 25 1372 21 62 1228
・・・
2017年1月 28 1570 19 133 1251
・・・
2017年5月 32 1883 15 223 1301
・・・
2017年10月 37 2425 12 345 1367

日産自動車(7201)買いました。

投資日記は筆者の実際に投資した案件(主に失敗案件)とその反省です。

日産自動車を買いました。

 

買った理由

2017年9月29日(金)夕刻、
新車を出荷する際の完成検査を、資格を持たない者が行っていた」との発表があった。

このニュースを見る限り、コンプライアンス違反ではあるが、今のところ何か致命的な欠陥が見つかった、という訳でもない。リコール費用等が発生しても、一過性の今期かぎりの費用と想定。

 

10月2日(月)の寄り付きで大幅な値下がりが予想されるが、下がったところはむしろ、買いではないか、と考えた。寄り付き後反発するようであれば、流れに乗って買いをいれることにした。

9月29日の終値1,145.50に対して、10月2日の始値は1,054.50  7.9%もの下げ。

しかし、そこから株価は上昇して、想定通りの流れとなったので、買いを数回に分けて入れた。

緑のマルは買いを入れたタイミング チャートは2日間の5分足。

f:id:ichiokuFP:20171003182607p:plain

 

日足チャートを下に載せるが、25日線も75日線もまだ上向きを保っていることも買い出動の理由。ここは突っ込み買いのチャンスと考えた。

f:id:ichiokuFP:20171003200611p:plain

 

 順調に値を戻していたが、10月4日(水)11時26分の時事で
日産自動車<7201>の完成検査を無資格の従業員が行っていた問題で、書類上は資格を持つ従業員が検査を行ったように装い、押印もされていたことが4日、関係者の話で分かった。書類の偽装は国内工場で広く行われており、日産の管理体制が厳しく問われることになる。」との記事が出ると、それをキッカケに株価は振り出しに戻った。

 

平均取得コストより少し高いところで逆指値り売りを入れておいたので良かったが、利益は2千円ちょっと、というショボい水準。

下は、同日の5分足。 MACDが切り返しのサインを出したので、再び買い戻しで参戦。

平均取得コスト1,080円

f:id:ichiokuFP:20171004181312p:plain

 10月6日(金)に5日移動平均を上抜ければ追撃買い、と思っていたが、上抜けなかったので、連休明けの10日(火)に売却して1,089円にて一旦撤退。

結果は、0.83%の渋~いゲイン。 

25日移動平均線がやや下向きに転じ、75日移動平均線もほぼ横ばいになってきたので、ここは仕方ないか~。。

f:id:ichiokuFP:20171013110247p:plain



 

PKSHA Technology (3993) 売るのは早まったか? 

投資日記は筆者の実際に投資した案件(主に失敗案件)とその反省です。

 

PKSHA Technology (3993) 売るのは早まったか? 

 結果

2017年9月25日に成り行きで注文を入れ、6,540円で購入。

翌9月26日にやはり、成り行きで7,290円で売却。 11.5%の利益

 

前評判の高かったIPOだが、抽選に当たらなかった。

トヨタ自動車が37万株出資している。自動運転に不可欠な技術を持っている企業と判断していると思われる。


社名のパークシャは仏教における守護神(四天王)の一尊に数えられる「広目天」のサンスクリット語「ヴィルーパークシャ」に由来するらしい。

画像認識が強みの会社らしいネーミング。

 

IPO

 株式は2017年9月22日(金)に上場。公募価格2,400円に対して

初値は5,480円

高値は6,200円。

その日に4,890円の安値をつけ、

大引けは5,840円と切り返すなど、荒っぽい動き。

初日の出来高は233万株だった。

公募株数283万株がほぼ1回転したことになる。

 

買った理由

初値が5千円台でつくなら、買おうかな、と考えていた。しかも終値は4千円台。市場はこの会社の価値が分かっていないのでは、とも思えた。9月25日(月)の寄り付きが22日(金)の終値より高ければ買いと決めた。 

 

5分足のチャートを掲げておく。緑のマルは、買いと売りタイミング。

 

f:id:ichiokuFP:20171001184116p:plain

 

 

寄り付き直後に買い方超で特別買い気配となったのを確認して成行で注文。

MACDも跳ね上がっている。翌日26日は、忙しくてコマ目にチャートを見ていられないと分かっていたので、5分足で寄り付き後2本目の長い上ヒゲを見て売却。

約11.5%の利益。

その後のチャートは9月29日引け後でこのような形(緑のマルは、それぞれ購入日、売却日)

 

f:id:ichiokuFP:20171002102811p:plain

 

売った日は陰線で終えたので、これで良かったのかな~、と思ったが、翌日は再度上昇。 その次の日は陽線ながら長い上ヒゲ。ちょっと神経質な展開が予想される。

 

また会社側発表の業績見通しを見ても、さすがに会社予想EPSベースで予想PER473倍(9月29日終値ベース)は高すぎるので、会社側から予想利益の上方修正があれば話は別だが、ここからは手は出せない。他にも安い銘柄はあるし。。。

反省点

コマ目にチャートを見ている暇がないときは、逆指値を入れておく方法もあったのだが、このときは、何となくそういう気分ではなくて売ってしまった。次回への反省点。